兵庫津ミュージアムで、講師に田辺眞人さんを招いて、「歴史と神戸」特集「神戸空襲を記録する会と中田政子さんの歩み 発行記念」のシンポジウムを開いた。
長く会に関わっておられる神戸新聞論説委員木村信行さん、昨年の兵庫県高校生平和大使長冨日向さん、サポーターの片瀬奏磨さんにパネリストとして登壇いただいた。
今まで中田政子さんを支えてきた二女の馬場敦子さんが、小学校で祖母や母の空襲体験や命の大切さを話し始めたが、会の活動は楽しい、「命の伝言ゲーム」として生きる素晴らしさや楽しさを伝えたい、と話された。また高校生大学生が、「私も広島や長崎、神戸空襲で学んだこと、核廃絶の重要性を、自分の言葉で話したい」と言われ、頼もしく希望の持てる会になった。
85人が参加、戦争で何が起こったのか、今と何がつながっているのか、何をつないでいくのか、考えあう場になった。また、戦跡ウォークボランティアガイド養成講座への参加も呼びかけた。(文責:小城)