2016年の第46回全国大会の会場となった仙台市戦災復興記念館の常設展示の一部が,米軍資料からの視点を基にリニューアルされましたので,紹介させていただきます.
大会に集う全国の皆さまからご協力をいただき,最初に,リト・モザイク,M47A2焼夷弾の模型展示,M17集束焼夷弾の解束図を取り入れた投下図などが展示されています(写真左).
来館者が空襲という事実をより具体的にイメージしてくれるのではないかと期待しています.
さらに,空襲をトータルに理解できるようにするため,米軍資料から見た仙台空襲の解説パネルが加えられました.
「仙台空襲」の最新の分析を基にして,米軍撮影写真と共に簡略な説明がなされています(写真左の展示場の奥に写真右のコーナーがある).また,根拠となる米軍資料をパネル近くに置き,自由に閲覧できるように工夫しています.
占領軍が撮った焼跡の写真の一部も常設展示された他,実物の戦時資料もリニューアル展示されておりますので,お近くにおいでの節には是非お立ち寄りください. (文責:新妻)
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