5月17日,大阪から市立八阪中学3年生,4クラスの生徒さんが,修学旅行で岐阜県を訪れました.歴史・文化・自然を体験する旅行の中で,「平和の尊さを学ぶ時間も,ぜひ作りたい」と,学校から要請があり,『岐阜空襲を記録する会』が宿泊先の郡上八幡市のホテルに出張して,平和講座をひらきました.
内容は,日本中を焼け野原にした空襲と,戦争中の子どもや中学生のこと.
「皆さん今夜は,おいしい夕ご飯いっぱい食べたと思います.でも戦争していた頃は,食べ物がなくてみんなお腹をすかせてたんですよ」
「学芸会や運動会もなくなって,修学旅行なんて夢のようなお話でした」
講座の最後には,生徒さんを代表して『平和宣言』と,折り鶴も献納いただきました.
「戦争を決してくり返さないよう,私たちは世界の国々と,憎しみではなく友情を育てていきます!」
中学生の,りりしい宣言に,思わず拍手!
これからも機会があれば,どんどん出張します.(文責:中島)