6月13日ピースあいち3階で,おざわゆき『あとかたの街』複製原画展がはじまりました.
マンガ作家のおざわゆきさんが母親の名古屋での戦争体験を描いた作品『あとかたの街』が講談社のコミック雑誌『BE-LOVE』に連載されています.昭和19年の高等科1年生が体験した戦時下の生活,妹の学童疎開,自身の勤労動員,東南海地震,空襲とストーリーは展開します.連載された10話のうち,第1巻6話が単行本として出版されました.ピースあいちは連載前から資料提供,証言者紹介など応援してきました.今回講談社の協力で『あとかたの街』複製原画,構想ノート,当時の学童が使用した実物資料などを展示することになりました.若い世代にマンガを通して戦争や空襲について考えてもらえることを期待しています.
単行本は全国の書店で販売されています.(文責:金子)