10月24日,岐阜市PTA第2ブロック成人教育講演会が,西部コミセンで開かれました.「岐阜空襲を記録する会」が講師として招かれ,『岐阜の空襲と戦時下の子どもたち』を80分,戦時のコスプレなど体験コーナーも付けてお話ししました。
参加者は子育て世代の小中学生のお母さんたち(一部にお父さんも).公私に多忙な30-40代の女性は,平和問題のイベントにはもっとも集まりにくい世代であり,これまでの平和講座でもほとんどお目にかかっていない人たちですが,当日はなんと約150人の女性が参加.ふだんの講演会の倍の数だったそうです.(市PTA役員でもある林さんも尽力しました). (文責:中島)
岐阜の空襲と戦時の子どもたちの生活を,映像や実物を使って説明したあと,当時のキーワード「日本よい国,神の国」などを紹介して,子どもたちや国民を戦争に引きずり込んでいく仕組みを話しました.
その後,参加者のアンケートをいただいて驚きました.
ふだんなら40枚前後というアンケートは約100枚,ぎっしり書き込まれていました.しかも6割以上の人が「アメリカ軍が地元を攻撃したなんて知らなかった.ショック!」と.今「身近な人から戦争のことを聞く」機会は,40代でもすでになくなっていることを知って,私たちもショック! これからは学校教育で教えていく必要があるのではないかと感じました.
一方で「繰り返さないために,しっかり意見を言わなくては」,「自分が子どもたちに伝えます」など,頼もしい母たちの声にスタッフも励まされました. (文責:中島)
※平和講座のレポと参加者のアンケート内容は,
「岐阜空襲を記録する会」のホームページ でも紹介しています.
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