舞鶴空襲は,1945年7月29日と30日,2日間にわたり舞鶴海軍工廠を狙ってB29と艦上機の波状攻撃を受け,190名の犠牲者を出しました.内20名が学徒動員関係者でした.
この空襲により全ての青春を失い昨年暮れ84歳の生涯を終えられた橋本時代さんの悲願を生かし,動員学徒の経験者のみならず二度と戦争をしてはならないと願う市民のみなさんと舞鶴市当局のご理解をいただき,工廠を俯瞰する市の公園に碑の建立をしました.
これが空襲学徒犠牲者を追悼し,空襲体験を改めて問う場となり,後世に語り継ぐべき証になりますように69年目のこの日に建立したものです.(文責:関本)