秋田大学手形キャンパスを会場に開催された第53回空襲・戦災を記録する会秋田大会は,3日間の日程を終えて無事終了しました.
大会2日目の午後は,秋田大学大学院教授外池 智氏による講演「地域における継承的アーカイブと学校教育での活用―秋田県を中心に―」がありました.また 土崎港被爆市民会議事務局長が「土崎港被爆市民会議の取り組み」について報告し,秋田における空襲や戦争遺跡保存の取り組みについて理解を深めることができました.
その後開催されたシンポジウム「秋田から考える戦争最末期空襲―日本本土に対する『最後の空襲』の実相―」では,8月14-15日のフィナーレ爆撃や東北地方に対する戦争最末期の艦載機空襲に関する報告がありました.対面で52人,オンラインで約30人の参加がありました.
3日目は全国各地からの報告では,対面で3人,オンラインで2人から報告があり活発な議論が行われました.来年の全国大会は静岡で開催予定です.