7月4日,第25回「高松空襲跡を歩く」が開催されました.「8.15戦争体験を語り継ぐつどい実行委員会」が主催したもので,高松市丸亀町商店街のドーム下に集合して,69年前に「この街でおきたこと」を確認して回る企画です.多くの戦争を知らない世代を中心に市民120人が参加しました.
空襲犠牲者に全員で黙祷したあと,「復興で消えた空襲跡をたどって,四半世紀が過ぎた」と実行委員会を代表して岡田昌子さんがあいさつしました.
69年前の住宅地図を復元した谷本亘さんが配布した資料地図をもとに,空襲で焼け残った百十四銀行の建物を紹介しながら,焼け落ちた香川県庁舎,焼け残ったが,再開発で消えた三越,高松警察署,富国生命などについて説明しました.
一行は百十四銀行高松支店前に移動し,同銀行の広報担当者から先輩たちが残した空襲資料をもとに,被災時の構内の様子や消火風景が報告されました。同銀行では一昨年の改修工事で、建物の迷彩壁が見つかり、計画中の高松市平和記念館に展示されることが紹介されました.黄昏の街中を歩いて,高松市の生涯学習施設「まなびかん」に移り,トランスルームで開かれている第19回高松空襲写真展(高松市主催)を見学しました.
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