12月8日(日),第35回戦災・空襲記録づくり東海交流会がピースあいち(名古屋市)で開催されました.今年の特別報告は,名大構内にある爆弾穴を米軍資料と空中写真で着弾日を特定した立花健二氏から「米軍資料と空中写真による名大空襲の調査」,東海交流会に20年間参加してきた小田原の矢野慎一氏から「これからの空襲記録運動を考える」,大学構内に残る戦争遺跡の保存と平和教育への活用の提案を渋井康弘氏から「保存が決まった鷹来遺構?物が語る言葉を聞くー」があり,「継承」をどう考えるのかを議論しました.
今年の参加団体・個人は例年の小田原,島田,敦賀,鈴鹿,岐阜,大垣,豊川,豊橋,豊田,岡崎,瀬戸,春日井,戦争遺跡,戦争展,日朝,ピースあいちに加えて茨城,東京からの参加もあり,合計48人でした.資料による参加は半田など2件ありました.会終了後の懇親会は参加者25人全員の発言があり,なごやかな会食が2時間続きました.(文責:金子)