2月16-18日,和歌山県有田市で,新しく発足した「パンプキン爆弾を調査する会」による着弾地調査が行われました.着弾地は有田市の山中で,私有地のため地権者の許可を得て入山しました.周辺に通常爆弾や焼夷弾の投下記録がなく,パンプキンの破壊の効果や破片の分布の調査に適している場所として選びました.
主要な調査は,金属探知機を用いた爆弾破片の発掘と,トータルステーションなどを用いた着弾地周辺の平面図作成のための測量でした.写真は,クレーターの中心部近くで作業する参加者.
3日間の作業で,ボタン大のものから両手で持ち上げる大きさのものまで大小40点以上の破片を収集,測量も順調に終了し,当初の目的を達成することができました.今後はパンプキンの破片の成分分析などを行う予定です. (文責:工藤)