岐阜市平和資料室の今年度の企画展は,『戦争のころの神社・お寺・教会』がテーマです.
戦前はそれぞれ立場と役割が大きく違いました.国家神道で神社が尊重され,寺の僧侶や教会の牧師も,神社参拝を強制されました.スパイの疑いで逮捕された牧師さんもいます.
それでも岐阜空襲のときは,みな同じように火に追われ,社もお寺も教会も焼け落ちます.そのなかから救い出された,国宝(当時)の仏像など貴重な文化財も紹介しました.
大人世代の『心』をテーマにした企画展ですが,平和資料室に先駆けて公開されたメディアコスモスでの資料展はたいへん反響が大きく,市にも私たちにも嬉しい声がたくさん寄せられました.※詳しくは当会のHPご覧ください.
http://yosisi.sakura.ne.jp/sub7.html
来年7月下旬まで公開しています.機会があればぜひお立ち寄りください.(文責:中島)