
8月10日、神戸空襲を記録する会は、次世代につなぐ取組みとして、神戸大空襲を忘れない 戦後80年、明日へつなぐ記憶」シンポジウム・講演会を開催しました。まず,USSBS神戸フィルムの映像を読み解く、過去、空襲、現在をつなぐ写真プロジェクトの紹介、次に「アメリカ軍が記録した神戸空襲」を工藤洋三さんに紹介いただきました。
神戸の焼け野が原のすさまじさや、今マンションやビルが立ち並ぶこの場所が空襲で焼けたと知るのも印象に残ったようです。あわせて、工藤さんの説明を聞いて、アメリカの火災保険の等級や人口密集地を調べつくして、街と人々の暮らしを破壊するやり方が怖いと感想を語る方が多かったです。ドキュメンタリーづくりを計画する高校放送部の5人も入れ、学生は10人、参加者90名のうち、体験者の参加は少なかったのですが、少し若がえった集会になりました。(文責:小城智子)