大牟田の空襲を記録する会は,大牟田市に対し,空襲を記録する活動についての要望書を提出しました.
要望内容は次の5項目にまとめました.
(1)新たに編纂する『大牟田市史』に空襲・戦災の記述を盛りこむこと,そのために空襲犠牲者数等の調査に取り組むこと,調査・研究の成果にもとづいた正確な記述になるよう努めること.
(2)空襲資料の収集・保存・展示に取り組むこと.
(3)米軍撮影の航空写真大パネルを活用すること.常設の展示場所を検討して広く市民に紹介すること.
(4)会発行の『大牟田の空襲』第26・27集を平和学習の資料・素材として活用すること.学校や公共施設に配布したり,市立図書館で購入すること.
(5)若い世代を対象に,空襲・戦災・戦争を学ぶ場を設けること.
市の企画総務部調整監に要望書を手渡した後,市の担当者6人(総務課・生涯学習課・市史編纂室など)に対して趣旨説明を行いました. 市側は9月8日までに文書で回答することを約束しました.
この様子は報道機関が取材をし,テレビのニュースでも放映されました.
写真は,要望書を手渡す場面と担当者に説明する場面です.(文責:鈴木)